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話にはその時、その時の目的がある。
でも、言葉に心をそえて語るのは
どんな場合でも必要なことだ。
口ベタの親友の純真な話には、
手馴れたあいさつ、
無作法で無教養な暴露趣味の話など、
足元に及ばない感動を呼び起こす何かがある。
心の中に残る、すがすがしい余韻に出会いたい。
人間味とは、なんとも言えない味だ。
修行
頂点が見えていたのは、
第一の峰だった。
そこに立ったら、
次の峰がはるか彼方に見えていた。
そのときどきの頂点は、
辿り着いたとき、
次の道のりの始めだったことを知る。
ことを極めつくすことはできない。
人生もそのような途上にあるにだろう。
生きている以上、果てしない道が続く。
気を取り直して、急がず、休まず、
あせらずに歩み続けよう。
言葉
言葉はほとんど
わからないけれど
笑顔が、語調が
心の温かみを放射する
例えば
電話の相手が”ありがとうございます”とさかんに、
おじぎをしている姿が見えるような体験を
もっている人は多いはずだ。
見えないものが見える。
どうしてだろうか。
常識
常識とは日常的なこと
だれにもできることができる
だれでも知っていることを知る
その平凡こそが非凡なのである
論文などペーパーテスト、容姿、
ほとんどの点で合格なのに
履歴書の家族欄に犬を書いてて不合格になった。
家族欄に、犬やネコなどのペットを書くのは、
常識といえるのか。
非常識といえるのか。
ザ・教育
変わるには時間がかかる
時間の短縮には教育がいる
教育とは長い間かかった
習慣の変更である
年齢の重み、時間をかけたものの美しさは
格好な味がある。
しかし、人はプラス面だけではなく、
長い間には、マイナス面も身に着けている。
教育とは、成し得る知識・情熱の重要な資質である。
解放
不完全な人間だから
自己規制がいる
完全になれば
規制から解放される
平凡人が理想的にやろうとすれば、
当然合わない部分がでてくる。
不完全な人間だから、
わがままを抑えなければならない。
大きな目標、高度な理念の実行には、
生理に反した行動も必要な場合がある。