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東洋には「四部の学」と称するものがある。
これは東洋における学問上の分類であり、
「経」「史」「子」「集」のことをいう。
このうち「子」は独特の観察と感化力をもつ
優れた人物の著書のことをいう。
したがって、「経」に従属されるべきものだ。
「集」とは詩文である。
だから、「四部の学」とは、「三部の学」に集約できよう。
これは私どもが学問修養をしていく上において
非常に意義深い分類方法であり、
こういう分類方法は西洋の学問の分類方法ではみられない。「人物を創る」
「史」の中に「経」を見出し、歴史はよみがえり、教訓深いものとなる。
そして、「集」と移るのである。
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