カメラ
話がうまくいかないのは、
話し方が下手だからだうと、思い込んでいる人は
意外に多い。
話せないには、話すべきものをもっていないからだ、
ということに気づいていない。
私たちは、数十年の人生を生きてきた。
その中で多くの体験をもった。
それが話すべき素材として残っていないのは、
無意識に体験を重ねているからだ。
カメラの中にフィルムを入れていないで、
パチパチとシャッターを押しているようなものだ。
意識というフィルムを入れて、
よくものを観、
他人の話をよく聞けば、
それを脳裏に焼き付けることができるはずだ。